『牛乳には危険がいっぱい?』
Don't Drink Your Milk !
New Frightening Medical Facts about the World's Most Overrated Nutrient
by Frank A. Oski, M.D.

弓場隆訳 東洋経済新報社刊 \1,200
巻末付録 牛乳に関する欧米の医学文献から

食物アレルギー
「小児の食物不耐症と食物アレルギー68人の症例の分析」
ミンフォード、マクドナルド、リトルウッド『小児期の病気に関する記録』(アメリカ)


Minford AM, MacDonald A, Littlewood JM, "Food Intolerance and Food A1lergy in Children: A Review of 68 Cases, "
Archives of Disease in Childhood (1982 Oct.) 57(10): 742-7.
赤字は原抄録文、青字は管理人による注釈


食物アレルギーをもつ68人の小児の所見を調べたところ、
乳幼児がもっとも影響を受けやすく、1歳になるまでに最初の症状を経験している割合は79%だった。
48人(70%)が消化器症状(嘔吐、下痢、疝痛、腹痛)、
16人(24%)が皮膚症状(湿疹、じんましん、血管神経性の浮腫、発疹、吹き出物)、
4人(6%)がぜいぜい音をたてて呼吸をし、
21人(31%)が体調不良におちいっていた。

28人(41%)については、たった一つの食品がかかわっていて、もっとも多かったのが牛乳であった。
  
→つまり小児のアレルギー症状の多くは牛乳を飲むことが原因である。
40人(59%)が多くの食品に対してアレルギー反応を示したが、とくに卵、牛乳、小麦がもっとも多かった。
診断は、特定の食品を除去してから再投与したことの影響にもとづいておこなわれた。
多くの子どもは、栄養士の適切な管理のもとで除去食にしたがった。
臨床検査は診断の示唆や確定にあまり役立たなかった。

  →西洋医学では今ある技術で確認出来ないものは因果関係が無いという立場をとりがち。
   臨床検査で有効な知見が得られないのであるから、(これだけの事実があっても)
   牛乳とアレルギーの関係は認められないと云う結論をだすことになる。
   医療界が牛乳の害に無頓着な理由の一つになっている。